オモダカ(面高、沢瀉)

都沢湿地内にある「泥んこ広場」にかわいらしい白い花が咲きました。
昔、田んぼでよく見られた『オモダカ』という花です♪
昔は水田雑草として嫌われていた本種も除草剤などの影響もあって
近年は田んぼで見る機会も減ってきました。

 
    【白いかわいらしい花と矢の形をした葉】

○オモダカ Sagittaria trifolia L.
 オモダカ科 オモダカ属   
 属名のサギッタリアが「矢」という意味で、種小名のトリフォリアは「三葉の」という意
 味です。したがって、オモダカの学名は「三葉の矢」を意味します。
 また、雌雄異花といって、同一の株に雄花と雌花がつきます。

実は、このオモダカ日本十大家紋の1つに数えられています!
庄内の酒井家の裏紋もこのオモダカだといわれています。
(酒井家の表紋はカタバミです。)
古くは王朝時代に貴族の車や武具の文様として用い られ、やがて家紋に転じたものと云われています。沢瀉は面高「面目が立つ」に通じるとか、葉の形が矢じりに似ている、別名「勝ち草」とも呼ばれるなどのことから、武人の家紋として使われました。かの有名な毛利元就が戦に臨む時に沢瀉に蜻蛉(とんぼ)が止まったことを吉事として用いたという故事があるぐらいです。


    
            【オモダカを使った家紋の一例】

このような話を聞くと、いつも昔の人は自然をよく見ていたんだなぁと感心してしまいます。ほとりあ周辺でも人と接した歴史がある動植物でいっぱいです。

自然の中でのんびりするのも良いですが、たまには小さい植物の人との関わりについて調べてみるのもいいかもしれませんね!



                                    (つめ。)

フデリンドウ

フデリンドウ(リンドウ科)

フデリンドウ

大きさ=草丈5〜6cm位。
日本での分布=北海道〜九州。

特徴
前年に発芽し、越年して春に咲いて種子を作って枯れる越年草である。
根が生き残って来春発芽する、早春季植物(Spring ephemeral=春の儚い命たち)と違い、
種子が出来ないうちに刈られたり採られたりすると、直ぐに絶滅してしまう。
近年少なくなっている。陽当たりの良いところに自生する。

(水野 重紀)

アカネスミレ

アカネスミレ(スミレ科)

アカネスミレ

大きさ=草丈10cm位。
日本での分布=北海道(中部以南)〜屋久島・種子島。分布は広いが、当地では多くない。

○特徴
全草有毛で、子房にも短毛が密生している形態的に珍しいスミレ。花色が濃く美しい。
外見上、本種と同様の花であるが、オカスミレと呼ぶ変種の全草無毛のものがある。
陽当たりの良いところに自生する。

(水野 重紀)


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